ホーム > 新着情報一覧 > 鎌倉市と提携して古本募金「ホンの気持ち寄附」をスタートしました。
2016/08/09
鎌倉市ホンの気持ち寄附の古本募金による寄附金は、景観重要建造物等保全基金(旧鎌倉市図書館の保全・活用)に積み立てます。
篤志家の寄附によって創設された旧鎌倉図書館は、1936年完成の県内に現存する最古級の図書館建築です。関東大震災によって全壊しましたが、鎌倉在住の実業家、間島弟彦の意思を継いだ婦人の寄附により図書館は再建され、1974年に現在の中央図書館が開設されるまで、長く市民に親しまれてきました。とくに、婦人閲覧室が最も日当たり良く心地よい場所に広く設けられているのはその当時の図書館の中でも、珍しいことだったそうです。
近年は、市の教育・福祉関係の施設として使用されてきました。今後は、子どもたちのための施設としての活用が予定されています。
鎌倉市には、保全していきたい建物が数多くある中で、本に関わる施設であった御縁により、古本募金の採用がきまりました。